英語を学ぶなら、ネイティブ(外国人)講師と、日本人講師、どちらがいいんだろうか?
実は、結論から言うと、どちらも良いところがあり、懸念事項もあるということになる。
そう、どちらがいいという簡単な問題ではないのだ。
だからこそ、世の中の英会話スクールには、ネイティブもいれば日本人も存在している。
では、あなたが英語を学ぶ時に、ネイティヴ講師と日本人講師どちらがいいのか、メリットとデメリットを比較してみよう。
ネイティヴ講師に英語を習うなら
ネイティヴ講師というのは、それだけで魅力があるからこそ多くの英会話スクールが宣伝にしている。
確かに、ネイティヴ講師からは多くを学ぶことができる。
しかし、我々が英語を学ぶ時には、ネイティヴ講師だからこそ良い点とそうでない点がある。
ネイティヴ講師に英語を学ぶメリットは
ネイティヴ講師に英語を学ぶ時のメリットは次のような点になる。
[su_box title=”ネイティヴ講師に学ぶメリット” style=”soft” box_color=”#131313″ title_color=”#ffffff”]
- 本物のネイティヴの英語の発音が聞ける
- 「外国人」を相手にした会話に慣れることができる
- 語彙が多く、様々な英語表現を学べる
- 外国の文化にも触れられる
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これらの点は、日本人講師では得られないメリットと言えるだろう。
ネイティヴ講師に英語を学ぶデメリットは
では逆に、ネイティヴ講師に英語を学ぶ時のデメリットをまとめると次のようになる。
[su_box title=”ネイティヴ講師に学ぶデメリット” style=”soft” box_color=”#131313″ title_color=”#ffffff”]
- 英語の間違えを指摘されても、英語で言われるため100%理解できない場合がある
- 英語を教える資格を持たない場合があり、教え方がうまくない人もいる
- 自分の英語力が低い場合、わからないことを英語で質問できない
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特に、よくわからない言い回しがあったとしても、どう質問していいかわからなかったり、質問できたとしても、その答えが英語で確実に理解するのが難しかったりするのがデメリットだ。
ネイティヴ講師がおすすめの人は?
これらのことから、ネイティヴ講師に英語を習うのがおすすめなのは、ある程度の英語上級者だと言えるだろう。
わからないことがある場合は英語で質問をすることができ、また相手が言ったことをきちんと理解できるようであれば、有意義な時間とすることが可能だ。
例えばネイティヴ講師とのレッスンなら、文化的な背景を知ることができたり、ネイティヴには違和感を感じる微妙な言い回しなども指摘してもらうことができるため、自然な英語を学べるのが大きい。
また、もし英語上級者ではなくても、日本人講師とのレッスンで英語力を底上げしながら、ネイティヴ講師とのレッスンを併用するというのも効果があるだろう。
日本人講師に英語を習うなら
では、日本人講師から英語を学ぶ場合についても考えていこう。
日本人講師に英語を学ぶメリットは
日本人講師に英語を学ぶ時のメリットは次のような点になる。
[su_box title=”日本人講師に学ぶメリット” style=”soft” box_color=”#131313″ title_color=”#ffffff”]
- 効率良く英語を学ぶ方法や手順、優れた教材を知っている
- 自分も苦労して英語を身につけたので、英語ができない人の気持ちが理解できる
- わからない点を日本語で質問できるため、100%理解できる
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このように、日本人講師から英語を学ぶ最大のメリットは「英語を外国語として学び、英語を話せるようになった人」だということだろう。
だからこそ気持ちもわかるし、間違いやすいポイントもわかる。
日本人講師に英語を学ぶデメリットは
では逆に、日本人講師に英語を学ぶ時のデメリットをまとめると次のようになる。
[su_box title=”日本人講師に学ぶデメリット” style=”soft” box_color=”#131313″ title_color=”#ffffff”]
- 英語の発音がネイティヴほど良くない
- 外国人相手に英語を話すより高揚感が持てない
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日本人講師がおすすめの人は?
以上のことから、日本人講師がおすすめなのは、英語初心者の人だ。
ある程度、英語力があがるまでは、日本人講師から学んだ方が英語力が上がりやすい。
しかしこれは、あくまで傾向であるため、最初からネイティヴ講師相手でもガツガツ質問して、失敗しながらでも進んでいきたいと思うなら、それもいいだろう。
もし、ネイティヴ講師か日本人講師か迷った時は、可能な状況であれば両方のレッスンを受けてみるのがいいだろう。
いずれにしても、自分の英語力と目的によって、どちらの講師がいいか考えて決めるのが大切になる。
また、ネイティヴの場合も日本人の場合も、「相性」というのもある。
口コミなども参考にしながら自分にあった先生を探してみよう。