そろそろ、英語の学習を始めよう。ある日、ふとそう思う。
そう、今からでも遅くはない。
しかし、どうしたら英語はできるようになるんだろうか?
どうしたら英語が上達するのか、さっぱりわからない人のために、英語学習の始め方についてまとめているのでチェックしてみよう。
英語学習を始める前に
まず、英語学習は、「始める前」が大切だったりする。
英語学習はどうしても、単調になり飽きてしまったり、成長実感が持てずに途中で挫折しやすい。
しかしそんな時、「英語学習を始める前」に ”あること” をしているかいないかによって、継続率が変わってくるだろう。
それは、「どうして英語を身につけたいのか?」を自分に問うことである。
「英語を身につけて、どんな自分になりたいか」、そのビジョンをしっかり持つことが大切だ。
そしてこれを、紙に書き出して、目の触れる場所に置こう。手帳などでもいい。
定期的にこれを目にして、決意を新たにすることが意外と重要な役割を果たすようになる。
いざ、英語学習を始めよう!
いざ、英語学習を始めることになる。
久しぶりに英語の勉強をするのであれば、次のような流れをとるといいだろう。
中学レベルの英文法をおさらい
書店で中学レベルの英文法の教材を購入しよう。
自分の気に入ったものでいい。
それをどんどん進めていこう。出てくる英文は、「音読」するのがオススメだ。
可能な限り、ネイティブが発音した音声を聞きながら音読ができるとベストだろう。
瞬間英作に取り組む
英語で会話をするためには、瞬時に英作文が口から出てくる必要がある。
そのトレーニングに長けているのが「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」だ。
この内容は、中学レベルの簡単な内容であるにもかかわらず、様々なシーンで使える英作文の練習ができるので人気がある。
これを利用しながら、話す訓練をしていくといい。
多読をする
英語力をあげていくのに、多読は非常に有効だ。
多読でのポイントは、
- 日本語に訳さずに、英語のまま理解するようにする
- わからない単語がでてきても、調べずに意味を推察する
の2点だ。
これを意識しながら、自分の興味のある分野の小説などを読んでみるといいだろう。
この時、英語の多読トレーニング用の小説を選ぶようにしよう。
そうすれば、参考TOEICスコアなどが表記されているので、自分にどの内容なら読めそうかが判断できる。
英語の学習時間は、最初は短くていい
英語の学習時間だが、継続して毎日まとまった時間をとれれば一番ベストだ。
しかし、本当に久しぶりに英語の勉強を始めた場合、10回音読しただけでも疲れてしまうこともあるだろう。
口の周りの筋肉も、英語の発音にまだ慣れていないので、とても痛くなるし、頭の回路も英語に慣れていないので、早々に疲れてしまうことだろう。
でも、最初はそれでいいのだ。
極端に急かされていない限り、初めからベストをのぞみすぎず、ゆったりと始められればいいだろう。
英語力も、マラソンなどの運動と同じで、筋肉が発達するように徐々に上達していくようにできている。
最初は15分の勉強でも疲れていた自分が、3日、1週間、3週間と続けていくうちに、以前よりも疲れなくなり、英語に慣れてきていることを実感できるだろう。
その頃にまた改めて、学習計画を見直せばよいのだ。
あせりすぎることなく、1年後も英語の学習を続けていられるような気持ちで取り掛かってみてはどうだろうか。